付き合う前のデートは楽しさが大切。
私は子供の頃から人付き合いが苦手で、恋愛も中々できませんでした。自分から声をかけるなんてことはもちろん無理で、せっかく誘ってもらってもお断りしていたこともあります。
そんな私にも無事2年前に彼氏ができました。
私は27歳のフリーターです。相手とは同僚として出会いました。知り合ってから1か月間ぐらいずっと食事に誘われていたのですが、人付き合いが苦手すぎていつもお茶を濁していました。
付き合う前のデート回数は2回です。
付き合う前は「デート」と言わない方が女性に好印象
付き合う前の初デートの誘い方は、最初は単刀直入に「デートしよう」と誘われていたのですが、私があまりにもデートという言葉を嫌がるので、最終的には「ご飯を食べに行こう」という言葉で誘われました。
私が連絡先を交換するのを渋っていたところ、あまりにも聞かれるので、渋々教えたらすぐにメールで誘われました。
「〇曜日の△時、××に来て」と、すべて相手が指定してくれました。駅の近くの公園に集合し、そこから相手が予約してくれていた居酒屋に行きました。お洒落っぽいカジュアルな居酒屋で、うるさくもなく、バーのようにかっこつけすぎた感じも無く、とても過ごしやすい場所でした。
食事がおいしいお店で、私も相手も共に調理師だったので、話題に困ることはありませんでした。お互い今まで自分がやってきたことなどを聞き合ったりしました。
相手の人生が面白くて、色んなことしてきた話を聞いたら、それまでのイメージとはまた違った面が見えて印象が変わりました。
2回目のデートは、東京タワーへ行きました。
理由は、私が「高いところから落ちそうになったりして一度死にそうになったら人生が変わるのだろうか」という話をしたからです。当時は2人とも違う路線沿いに住んでいたので、2つの路線が交わる駅で待ち合わせて一緒に電車に乗って東京タワーまで行きました。
これも、目的を持って行った場所なので、話題に困ることはありませんでした。私は人と話すのが苦手なので、一緒にいて気まずいことになったらどうしようと不安で仕方ありませんでしたが、ずっと話が途切れず、気まずい思いもせず、とにかく楽しかったです。
もちろん、手をつないだりキスをしたりなどはできませんでしたし、相手もしようとしないでくれました。
人見知りの女性と付き合う前のデートで気を付けること
私は本格的に人と話すのが苦手で、相手に合わせることもあまりできないので、一緒にいて相手につまらない思いをさせたり、会話に詰まって気まずくなったりするのではないかと本当に不安で憂鬱でした。
そういう人にとっては「デートをする」という目的一つではなく、他に何か目的があるデートが良いのだと思います。私の場合、それが「おいしいものを食べる」ということや、「高いところに登る」ということでした。
そういった別の目的があることで、デートが「人付き合い」メインではなくなり、気負いせずに臨めるのだと思います。
また、私の場合、出会ってから最初のデートをするまで、相手があまりにも好き好きとアピールしてくるので少し気持ち悪いし怖いな、と思っていました。でも、いざデートをしてみると、ただただ楽しい時間を作ってくれたので、そのような気持ちも薄れました。
2人きりになったところでいきなり好きだと迫られたら、人付き合いが苦手なタイプの人にとっては恐怖と感じることさえあります。どうしても付き合いたい相手だとしたら、最初から気合が入ってしまうのはわかります。
しかし、そこで心に壁ができてしまったら付き合うことはできなかったかもしれません。相手の性格や気持ちを理解、予測して、心の距離を適度に保ちつつデートをするのが成功の秘訣だと思います。
とにかく楽しく、気まずくなる暇がないように、お互いの好きなことややりたいことを一緒にするというのも良いかもしれません。