人見知りの私が付き合うまでのデートを楽しめた体験談。
私が27歳の頃の話です。
私は人見知りで相手のペースに流されてしまう事が多く、慣れるまで2人きりという状況が少し苦手でした。
人見知りな女性に手を繋いだりボディタッチはなし
実際、お付き合いをする前に手を繋がれたり腰に手を添えられて驚いたこともあります。お付き合いを初めても付き合うまでのデートとは印象が違ったということもありました。
付き合うまでのデートは必要だけれど、当日の緊張や相手との距離感が掴めないこともありあまりワクワクという感じではありませんでした。27歳になり、結婚も意識し始めていたので次にお付き合いする人はじっくりと相手のことを見てからと考えていました。
今まで相手任せにしていたデートがこの頃からはお付き合い前に相手のことを知るだけでなくなるべく普段通りの私を見てもらう貴重な時間になりました。人見知りなのも緊張しやすいことも伝えて相手に無理に合わせるのはやめてみようと思いました。
その時、私には頻繁にメールのやり取りをしている男性がいました。
実際に顔を見て話すのとは違いメールだと落ち着いて返信することが出来ます。彼とは2週間ほど連絡を取り合って初めてデートをすることになりました。
付き合う前デートの前に人見知りを伝えてしまおう
メールのやりとりで彼の人柄や好きなことが把握できたことや、今まで誘われたことのない場所だったのでとてもワクワクしながら当日を迎えました。どこへ行きたいか聞かれたときに今までは映画かお任せだったのですが、思い切って人見知りで緊張しやすいことを伝えると牧場を提案されました。
彼曰く自然の中の方が緊張が解けると考えての提案だったそうです。
初めは驚きましたが、純粋に牧場へ行くのが久々だったので楽しみにしていました。
当日は13:00頃に集合して車で向かいました。現地までが近かったことと彼がゆっくりと会話をしてくれたので楽しく過ごすことが出来ました。
牧場では動物にエサをあげたり、ソフトクリームを食べたりして遠足のようなプランで子供の頃に返ったようでした。彼はのんびりと園内を歩く時も歩幅を合わせてくれたり、会話に困ると話題を変えてくれたり話すのを待ってくれました。
ときめきやドキドキするような場面はなかったものの安心と居心地の良さを感じました。早目の夕食を済ませて18:00には自宅へ帰りつきました。友人に話すと中学生みたいなデートだねと笑われますが、私にとっては今までで1番楽しいデートでした。
その彼とは付き合うまでに4回デートを重ね、後に結婚しました。
付き合うまでのデートはいつもより良い自分を見せたいと思い無理をしてしまう方も多いとは思います。
実際私もいつもより可愛くしてデートに出掛ける時間が好きでした。
もちろん相手に合わせることも大切だと思いますが、良い所も悪い所も含めて自分のことを知ってもらう時間でも良いのではないかなと思います。